鳥羽の魅力、絵本で発信 アートプロジェクト「おでかけトバード」完成 三重

【鳥羽うみアートプロジェクトの一環として制作した絵本「おでかけトバード」を紹介する村田係長=鳥羽市役所で】

【鳥羽】三重県鳥羽市が取り組む「鳥羽うみアートプロジェクト」の一環として、明和町のイラストレーター辻美穂さんが水彩画で書き下ろした絵本「おでかけトバード」がこのほど、完成した。市立図書館(貸し出し可能)や市観光課で閲覧できるほか、市内の保育所や幼稚園、子育て支援センターなどに配布する予定。

同プロジェクトは平成29年度から始まり、アートを通して鳥羽の特徴的な文化や景色などを市民や観光客らに体感してもらうことを目的に、情報発信や展覧会を実施。今回は幅広い年代の人に鳥羽の魅力を知ってもらおうと、観光パンフレットを作製するなど同市とゆかりのある辻さんに絵本の制作を依頼した。

完成した絵本は「外に出掛けていろいろ体験することは大切」をコンセプトに、鳥のトバードが鳥羽の各地を飛び回り、お気に入りのものを見付けるストーリー。鳥羽の景色や観光スポット、食材などが水彩画で事細かく描かれている。28ページフルカラーで500冊作製。

辻さんは「たくさんある鳥羽の魅力を発信するには住んでいる方が日々楽しみ、親しみを持って鳥羽を愛しているのが一番だと思い、地元が大好きなトバードファミリーを思い描いた」、同課の村田直係長(42)は「絵本を通じて子どもたちに鳥羽の魅力に触れてもらい、鳥羽を好きになってもらえれば」と話した。