鈴鹿市 津波避難タワー完成 大木歯科医院と協定 三重

【完成した津波避難タワー=鈴鹿市南長太町の大木歯科医院で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市南長太町の大木歯科医院にこのほど、津波避難タワーが完成した。18日、同所で竣工式があり、併せて市と施設所有者で同医院を運営する大木会(笠井啓次理事長)が、「津波発生時における緊急避難施設としての使用に関する協定」を締結。市は大規模地震による津波発生時の一時的な緊急避難施設として指定した。

完成した施設は、鉄骨造りで延べ床面積190・41平方メートル。地上から約7・5メートルの屋上が避難場所となっており、収容人数は122人。屋上へ避難するための屋外階段は、中間部分に広めの踊り場を設けており、一見3階建てのように見える外観となっている。震度5以上の地震で作動する非常解錠装置が設置してある。

竣工式には関係者ら約40人が出席。笠井理事長は「南海トラフ地震などに備えて何かできることはないかと考えてタワーの建設を決めた」、末松則子鈴鹿市長は「特に沿岸に面する長太地区の方々の安心安全な暮らしに大きく寄与するもので、大変心強い」とそれぞれあいさつ。

その後の協定式で、それぞれ協定書に署名した。

市と協定を締結した同様の施設は今回で29カ所目になる。