三重国体の炬火 点火者に笠松さんと野口さん選定

三重県は16日、三重とこわか国体の総合開会式で炬火台に点火する「レジェンドアスリート」として、共に元五輪選手で熊野市出身の笠松茂さん(73)と、伊勢市出身の野口みずきさん(42)を選んだと発表した。

県によると、笠松さんはミュンヘン五輪の体操団体で金メダル。昭和50年の三重国体では選手宣誓をした。野口さんはアテネ五輪女子マラソンで金メダル。今回の東京五輪で日本人初の聖火ランナーを務めた。

選定を受け、笠松さんは「大変うれしく思う。選手や大会関係者の皆さんにエールを届けたい」、野口さんは「当日まで体調を万全にしたい。とこわかの名にふさわしい大会になってほしい」とコメントした。

2人は9月25日に県総合文化センター(津市)で開かれる総合開会式で、各市町から集まった炬火をトーチで受け取り、炬火台にともす予定。点火の様子をメイン会場の大ホールに映し出すという。

レジェンドアスリートの選考段階では、県ゆかりのアスリート6人が候補に挙がっていたという。実行委員会は前回の三重国体や今回の東京五輪で得たレガシー(遺産)を継承する観点から2人を選んだ。

また、県は16日、今月から8月にかけて県内の全市町で実施する「炬火イベント」の日程を県のホームページで発表。炬火トーチのデザインや制作の過程を紹介するドキュメンタリー映像も公開した。