殺処分44.8%完了 津市内の養豚場、豚熱確認で 三重

【防疫作業に当たる県職員(三重県提供)】

豚熱(CSF)の感染が確認された三重県津市内の養豚場では14日、夜通しで豚の殺処分が進められた。15日午後3時までに延べ319人の県職員と自衛官が作業に当たり、全体の44・8%に相当する4481頭を殺処分した。

また、農林水産省の疫学調査チームも15日に現地入りした。県職員1人を含む5人がウイルスの感染経路や飼養衛生管理の課題を調査する。調査結果はまとまり次第、公表される見通し。

防疫作業に当たっては、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、出発前に県職員の健康状態を確認。現地に向かうバスの乗車定員を制限し、休憩用のテントを定期的に換気するなど感染症対策を実施している。

県によると、防疫作業は計画通りのペースで進んでいる。15日午前1時40分からは敷地内で埋却の作業も始まった。15日午後3時までに全体の37・1%に当たる3706頭を埋却した。

24日までに養豚場の全約1万頭を殺処分する予定。埋却や消毒を含めた防疫措置を30日までに終える方針。防疫措置の完了までに延べ約5千人の県職員や自衛官、民間業者を投入する見込み。