新型ウイルス 緊急警戒宣言も視野 知事、病床圧迫を懸念 三重

鈴木英敬三重県知事は14日のぶら下がり会見で、新型コロナウイルスの感染状況について「緊急警戒宣言も視野に入る大変厳しい状況」と述べ、改善がなければ緊急警戒宣言の発出を検討する考えを示した。

鈴木知事は「感染状況に極めて強い危機感を持っている。今週の感染状況をしっかり見た上で、改善がみられなければ、緊急警戒宣言などで強い措置をお願いせざるを得ないと考えている」と述べた。

今週に入ってからの新規感染者はクラスター(感染者集団)の関連が多いとしつつ「そうであったとしても病床を圧迫することは間違いない。特に病床を重視して今後の対応を判断したい」と語った。

一方、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請する考えについては「今はその段階ではない」と説明。大村秀章愛知県知事が措置の適用を要請する考えを示したことには「大変ありがたい」と語った。

県内では今月に入ってからの新規感染者が310人に上り、既に先月の225人を超えた。病床使用率も先月中は10―30%台で推移していたが、今月14日現在で44・6%となっている。