度会町 5年ぶり防災マップ改定 家庭の避難訓練、一助に 全戸配布へ 三重

【5年ぶりに発行し、全戸配布される防災マップ=度会町役場で】

【度会郡】三重県の度会町はこのほど、水害や地震による被害想定や防災に役立つ情報などを掲載した防災マップを5年ぶりに改訂した。A4判74ページで3200部発行。全戸配布し、防災訓練や災害時の避難に活用していく。

今回の防災マップは、前回作製した平成28年度以降の県の調査結果を基に、土砂災害や洪水などの被害想定を最新のものに更新した。

土砂災害ハザードマップは町内全域を8カ所に分け、発生しやすい土砂災害と共に特別警戒区域や警戒区域を色別で記載。洪水ハザードマップは町内8カ所の浸水想定区域と浸水の深さを色別で示し、家屋倒壊危険ゾーンも紹介した。

町内にある22カ所のため池が決壊した場合に予測される浸水区域と到達時間を表示した「ため池ハザードマップ」も作製。3つのマップには指定緊急避難場所、福祉避難所、自動体外式除細動器(AED)の設置場所などを明記した。

災害発生の危険度や避難行動を促す警戒レベル、各家庭の避難行動計画「マイタイムライン」、空中写真マップのほか、もしもの時に備えて家族が話し合って書き込む「災害時のわが家のルール」も掲載した。

町みらい安心課の中川知央防災安心係長(42)は「マップをきっかけに防災意識を高めてほしい。危険箇所を把握してもらい早期避難につなげたい」と話した。