伊勢 えごま油を神宮へ奉納 奥伊勢えごま倶楽部、初めて 三重

【大台町産のえごま油などを運び宇治橋を渡る奥伊勢えごま倶楽部のメンバーら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県大台町でエゴマの栽培から加工品の製造販売まで取り組むJA多気郡奥伊勢えごま倶楽部は12日、伊勢市の伊勢神宮内宮と外宮に、特産品のえごま油とえごま葉茶を奉納した。

同倶楽部は、JA多気郡奥伊勢の女性部有志らが中心となり、獣害に強いエゴマの生産に取り組んでいる。平成28年から本格栽培を始め、現在は約60人が、耕作放棄地などを活用して同町の約2・5ヘクタールで栽培し、加工品をつくって地元の農産物直売所などで販売している。豊作と地域振興を願い、初めて神宮へ奉納した。

内宮では、倶楽部の役員やJA関係者、大台町の大森正信町長ら12人が参列し、エゴマの実を搾ったえごま油(95グラム入り)10本と葉を乾燥させて伊勢茶とブレンドしたえごま葉茶20袋を運んで宇治橋を渡り、神楽殿へ納めた。

倶楽部の鈴木恵子会長(68)は「数年かけていいものができるようになった。今季は豊作。大台の豊かな自然と、健康で活動できることに感謝の気持ちを込め奉納した」と話していた。