39人が感染、変異株3人判明 三重県内新型ウイルス

三重県は10日、10歳未満から70代までの男女39人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松阪市の飲食店でクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ2980人となった。

県によると、新規感染者は四日市市で22人、松阪市で5人、桑名市と亀山市で3人ずつ、鈴鹿市で2人、津市、名張市、木曽岬町、朝日町で1人ずつ。7人は今のところ感染経路が分かっていない。

このうち、松阪市の40代―60代までの5人は市内の飲食店の女性経営者と来店客。6―8日にかけて発症し、9日に陽性と判明した。県はこの店を県内54例目のクラスターと認定した。

県は店舗名について「同意が得られていない」として、公表していない。感染が判明した客4人が店舗を利用した3日には、ほかに県外在住者を含め6人が利用していたといい、県は県内在住の4人を検査する。

クラスターとなったキオクシア四日市工場(四日市市)では、新たに四日市と朝日町の20代―50代までの男性従業員16人の感染が判明。この工場の感染者は30人となった。

このほか、四日市南署の50代男性警部補と県警鑑識課の20代女性巡査の感染も判明。女性は3月28日まで同署で勤務していた。県は同署から広まったとみて、署員や同署に出入りしていた県警本部の警察官ら25人を検査する。

また、県は先月下旬から今月上旬にかけて発症し、新型コロナウイルスへの感染が確認された20代―50代までの男女3人について、変異株への感染が判明したと発表した。県内の変異株感染者は112人となった。