鳥羽市長選あす投開票 現新一騎打ちの攻防 三重

【(右から)中村欣一郎候補、小久保純一候補】

【鳥羽】任期満了(4月20日)に伴う三重県の鳥羽市長選は11日、投開票される。平成17年以来16年ぶりの選挙戦には、いずれも無所属で、現職の中村欣一郎候補(62)=安楽島町、自民党推薦=と、新人の元市議小久保純一候補(63)=鳥羽5丁目=(届け出順)の2氏が立候補し、一騎打ちの攻防を繰り広げている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で疲弊する基幹産業の観光・水産業への今後の対応や人口減少への対策に注目が集まる。感染拡大防止の観点から、両陣営共に大規模な集会を展開できない中、手探りの選挙運動を強いられている。

前回無投票で初当選した中村候補は、地元との連携によるトロさわらブランド化や市民体育館サブアリーナ建設などの実績を訴え、水産研究所を拠点とした「海のシリコンバレー構想」などの実現を強調。自民党の推薦を受けながら、地元安楽島町などを中心に支持の拡大に努めている。

市長選出馬は2度目となる小久保候補は、学校法人をはじめ民間での経験や人脈を前面に押し出し、民間手法の導入や財政健全化などの行政改革を強調。「自ら身を切る」として市長給与削減や副市長の撤廃などを公約に掲げ、自身や家族の出身地の離島を中心に支援を呼び掛けている。

投票は午前7時―午後6時まで(神島は午前6時半―午後6時まで)市内26カ所の投票所で実施し、午後8時から市役所西庁舎大会議室で開票する。午後10時には大勢が判明する見通し。平成17年の前回市長選の投票率は83・29%だった。4日現在の選挙人名簿登録者数は1万5727人(男7305人、女8422人)。