亀山・中部中の制服がブレザーに 創立74年、初の見直し「時代にマッチ」 三重

【新しく見直したブレザータイプの制服=亀山市田村町の市立中部中学校で】

【亀山】創立74年の亀山市立中部中学校(三重県亀山市田村町、徳田浩一校長)は、生徒の制服をこれまでの学校指定学生服から、創立以来初めてブレザータイプに見直した。令和3年度入学した1年生188人が新たな制服で登校した。2、3年生は希望によりブレザータイプの制服も着用できる。

同校は、校長や教職員で構成する「制服あり方検討委員会」で、校区内の小学5、6年生の保護者らにアンケート調査をするなど2年間かけ、新たな制服について協議。地域やPTAなどで構成する「学校運営協議会」に諮り、生徒の性差の区別なく個性を尊重する「ジェンダーフリー」の制服を本年度4月から実施することを昨年決定した。

新たな制服『ブレザータイプ」はボタンが右前、左前のどちらにも可能で、スラックスとスカートを選ぶことができる。機能性を重視し、撥水性で伸縮性が高く、家の洗濯機で丸洗いもできる。右胸のワッペンは、市花「花ショウブ」に新しい物事の始まりを意味する「三日月」をデザインした。1年生の岡寛史さん(12)は「軽くて動きやすい。自分たち1年生が新しい制服を着れてうれしい」、伊藤桃愛さん(12)は「気に入っています。同校を卒業した姉から『いいなあ』とうらやましがられた」と話した。

徳田校長は「時代にマッチした新しい制服は、本校の長い歴史の1ページに刻まれます」と語った。