児童扶養手当で支給ミス 三重県、対象外1人に総額41万円

三重県は9日、支給対象ではない県民1人に対し、誤って児童扶養手当を支給するミスがあったと発表した。誤払いの総額は41万2860円。この県民に謝罪し、既に返還の合意を得たという。

県によると、この県民は遺族年金を受給していることなどから児童扶養手当の支給対象外だったが、県の担当者が誤って遺族年金の児童加算分だけをシステムに入力し、手当を支給していた。

誤払いの期間は、令和元年9月分から2年10月分まで。県が昨年11月に実施した支給要件に関する審査で誤払いが発覚した。この県民は遺族年金の受給が決まった際、県に報告をしていたという。

担当者が支給を認定する際に提出した上司への決裁で、この県民に関する帳票だけを添付し忘れていたことも発覚。これにより、この県民が支給対象ではないことに他の職員らも気付かなかったという。

子育て支援課は「県民に何ら落ち度はなく、こちら側のミスで誤払いをしてしまったことを申し訳なく思う。職員に制度を十分に理解させ、システムの処理状況を複数人で定期的に確認する」としている。