津 絵の根底に優しさと厳しさ 田村さん門下の女性3人展 三重

【作品を紹介する(右から)大矢知さん、津田さん、沼江さん=津市中央の三重画廊で】

【津】三重県津市一身田大古曽の画塾「アトリエたむ」に通う市内の女性3人の「プリミティブ3人展」が7日、同市中央の三重画廊で始まった。津田武子さん(79)=牧町=、沼江れいこさん(73)=野田=、大矢知幸子さん(69)=上浜町=の油彩や水彩計36点を展示している。11日まで。

3人は同画塾の同じ曜日に通う気心の知れた仲間で、画塾を主宰する田村公男さん(68)の勧めで初の3人展が実現。絵に向き合う素朴(=プリミティブ)な姿勢と重ね、タイトルにした。

津田さんは柔らかな色合いで光と影を追求した「午后の波切」や「追憶」、沼江さんはその時々に心に浮かぶ描き方で表現した「花群」や「ラ・フランス」、大矢知さんは鮮やかな色と力強い筆遣いの「収穫」や「まる干し」など三人三様の作品を出品している。

田村さんは「描き方は違うが、3人は根底にある人間的な優しさと絵に対する厳しさが同じ。絵に優しさが表れているが、決して楽して描いていない」と話した。