力結集し死亡事故なくせ 春の交通安全運動、県内出発式 三重

【春の全国交通安全運動の出発式で、交通安全取り締まりに向けて出発する白バイ隊=津市広明町の三重県庁玄関前で】

三重県交通対策協議会(会長・鈴木英敬知事)は6日、津市広明町の県庁玄関前で春の全国交通安全運動(6―15日)の開始に伴う出発式を開き、県警や県、交通安全協会など関係者ら約40人が出席した。新型コロナウイルス感染症の防止のため、規模を縮小して開催した。

鈴木知事は「昨年の交通事故死亡案件は、統計を取り始めてから過去最少だったが、命を奪われていることに変わりはない。皆さんの力をさらに結集し、交通死亡事故をなくすために取り組んでいきたい」と述べた。

県警の佐野朋毅本部長も「悲惨な交通事故をなくすため、県民の皆様一人一人が交通ルールを遵守するとともに、思いやりと譲り合いの気持ちを持った交通マナーを実践してもらいたい」と呼び掛けた。

県警交通企画課によると、今年の人身事故の件数は5日現在、731件(前年同期比157件減)。うち死亡者は15人(同12人減)、負傷者は893人(同228人減)。死亡者のうち、7人が車にはねられて亡くなっている。

同課の伊藤勝彦交通安全対策室長は「信号機のない横断歩道の一時停止率がまだまだ悪いので、啓発や取り締まりを強化していきたい」と話した。