四日市 画家の小林研三さん没後20年 桜の下の家など65点展示 三重

【優しい色合いの絵を楽しむ人ら=四日市市安島の山画廊で】

【四日市】三重県桑名市ゆかりの画家、小林研三さん(1924―2001年)の没後20年にあたり、四日市市安島の山画廊が「没後20年 小林研三展」を同所で開いている。初期から晩年までの65点が並ぶ。25日まで。月、火曜日は休み。

小林さんは鳥や動物、牧歌的な風景などをテーマに、詩情豊かに描く作風で知られる。四日市市に生まれ、幼いころに移り住んだ桑名市にアトリエを構え、サルやタヌキ、イヌ、ネコなど多くの動物と一緒に暮らしながら、数多くの作品を生み出した。

今回は画廊が所蔵するコレクションを一堂に並べ、新たに収蔵した作品も披露した。大きな桜の木の下に立つ家や草原の中で戯れるネコたちなど、優しい色使いの絵が並ぶ一方で、銅版画やマジックを使って白黒で表現した作品もある。

小林さんと山画廊とのつき合いは長く、昭和63年の画廊のオープン記念展で作品を出品し、生前中は20回にわたり個展を開いてきたという。

オーナーの山弘之さんは「動物好きで、穏やかで優しい人だった。作品は小林先生の人生そのもの。一人でも多くの人に見ていただければ」と話した。