東海社会人サッカー JFL昇格へ闘志燃やす FC伊勢志摩の小倉新監督 三重

【今季からFC伊勢志摩の監督を兼任する小倉隆史理事長】

三重県鈴鹿市出身のサッカー元日本代表でJリーグの名古屋グランパスなどでFWとして活躍した小倉隆史氏(47)が今季から中南勢地域からJリーグ入りを目指す東海社会人リーグ1部の「FC ISE―SHIMA」の監督を務めている。リーグは今月25日に開幕。チームは「三重とこわか国体」が開催される節目の今年、J1から見て4部に相当する国内アマ最高峰のJFL入りを目標に掲げており「目標はJFL昇格。それしかない」と闘志を燃やす。

四日市中央工高を経てJリーグ入りしJ1名古屋などでプレー。2016年には名古屋の監督も務めた。四中工時代の同期の中田一三氏らが2013年に発足させたFC ISE―SHIMAにはクラブアドバイザーとして創設当時から関わり、中田氏がJ2京都の監督を務めるためチームを離れた19年に中田氏に代わり理事長に就任。四中工の後輩の金守智哉前監督とともにチーム強化にも関わった。

JFL昇格には東海社会人リーグ1部で優勝し、全国9地区の地域リーグ代表などが参加する全国地域チャンピオンズリーグ(CL)で上位に入ることが前提だ。コロナ禍で昨年の東海社会人リーグは通常開催を断念し、トーナメント形式の代替大会が開かれたが初戦で常葉大FC(静岡)にPK戦の末惜敗。「昨年悔しい思いした中でチームの立ち位置を考えてて監督交代を決めた」という。

今年は全国地域CLで上位2チームに入った上で、JFLの下位チームとの入れ替え戦でも勝つことが昇格の条件となるが「勝てば良い」と意に介さない。チームで体現したいのは「勝ちにこだわる」姿勢。「勝利にひたむきに、あきらめず走り続ける、戦い続ける姿勢が根底にないと感動を与えられないし、共感もしてもらえない」と話している。