新感覚な書「読める絵」 鈴鹿の和カフェ 己書の師範・町谷さん個展 三重

【個展「私彩」を開いた町谷さん=鈴鹿市神戸2丁目の和かふぇ「埜菴」で】

【鈴鹿】日本己書道場師範で、鈴鹿や四日市のほか岐阜県など三重県内外10会場で「己書わ楽や道場」を開いている町谷靖子さん=鈴鹿市在住=の個展「私彩」が、同市神戸二丁目の和カフェ「埜菴」で始まっている。30日まで。午前9時ー午後5時。日曜、祝日、第2、第4土曜は休み。

己書とは、円相という字体で描く読める絵ともいわれ、筆ペンで描く味のある自由な書で、書道とは異なり、書き方も自由で心のままに書く新感覚な書。町谷さんは、頭の中に浮かぶ、浮世絵や地蔵、ネコやカエルなどの絵も描く。

個展は、師範の免状を取得して開設した「己書わ楽や道場」の4年目を迎えたのを記念し初めて開いた。会場の「埜菴」には、龍の背を描いた絵に円相の字体で「私彩」と書いた作品や赤色の色紙に2枚が1組の「赤富士」と「見返り美人」、「月よ花よと」「花よ月よと」のほか、「利休百首」など計45点を展示している。

町谷さんは「上手下手(じょうずへた)に関係なく、自分の世界観を楽しく表現できるのが己書です。書く楽しさと見る楽しさで、皆さんに笑顔を届けたい」と話していた。