亀山 「鈴鹿関跡」が国史跡に 市役所支所で記念速報展 三重

【発掘調査で出土した瓦などを展示した会場=亀山市関町木崎の関支所で】

【亀山】三重県の「鈴鹿関跡」が3月26日付で国の史跡に指定された記念に亀山市はこのほど、同市関町木崎の市役所関支所で、「鈴鹿関跡国史跡記念速報展」を始めた。23日まで。

史跡は歴史的価値が高い遺跡が対象。県内では37例目。市内の国史跡は、昭和9年の野村一里塚(江戸時代)、同56年の正法寺山荘跡(室町時代)に次いで3例目となった。

鈴鹿関跡は、飛鳥・奈良時代に岐阜県の美濃不破関、福井県の越前愛発関とともに「律令三関」と呼ばれ、当時の律令国家が最も重視した交通管理施設。市は平成18年度から発掘調査を進め、関町北方の観音山から南方の城山を経て鈴鹿川に至る総延長約650メートルで築地塀の存在を想定している。重圏文軒丸瓦や平瓦が出土した。

同展では発掘した瓦や調査結果をまとめた資料などを展示している。市まちなみ文化財グループの山口昌直リーダーは「鈴鹿関の全体像を正しく理解し、後世に伝えるため調査研究を進める」と話していた。