伊勢 新入生、希望を胸に 皇學館大で入学式、規模縮小 三重

【学科ごとの入学式に臨んだ現代日本社会学部の新入生ら=伊勢市神田久志本町の皇學館大学で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館大学で2日、入学式が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続き、一堂が会する式典は中止し、規模を縮小しての実施となったが、新入生たちは希望を胸に大学生活の一歩を踏み出した。

新入生は、学部、神道学専攻科、大学院、編入学の計735人。学科ごとに教室や講堂など7カ所に分かれ、間隔をとって着席した。140人の新入生を迎えた現代日本社会学部の教室では、新田均学部長が「大学は、社会人として必要な力を身に付ける場。自覚を持ち、一人一人が目指すべき道に向け今日からスタートしてほしい」と呼び掛けた。学生代表の宣誓などは取りやめ、河野訓学長らの祝辞は冊子にして配布された。通例となっている式後の伊勢神宮参拝も中止した。

文学部神道学科の石原草太さん(18)は「神宮に近いこの大学で、神職を目指し、専門的な知識を学びたい。初めての一人暮らしで不安もあるが、楽しみです」、教育学部の鞘脇(さやわき)直也さん(18)は「体育教員になるため、実践的な指導力を身に付けたい。コロナ禍で不便や制約はあるが、前向きにとらえ、今しかできないことに挑戦したい」と話していた。

15日から、通常の対面授業が始まる予定。