津市 要求対応へ元警察官を採用 自治会問題受け 三重

【津】三重県の前葉泰幸津市長は2日の定例記者会見で、特定の自治会に市職員が便宜を図っていたとされる問題を受け、内部統制室の設置に向けて元警察官の丸橋一男氏(66)を1日付で採用したと発表した。

丸橋氏は会計年度任用職員として人事課の内部統制準備チームで勤務する。チームにはほかに市職員2人が配属されている。内部統制室の設置に向けて準備を進めるとともに、不当要求への対応方法を指導する。

前葉市長は「暴力団対策や組織犯罪対策など刑事部で培われた経験を生かし、外部からの圧力に立ち向かえる人材として登用した」と述べた。

丸橋氏は「中立的立場で外部の目で見ていきたい。職員が市民のために働けるようにする」と意気込みを語った。

丸橋氏は昭和48年4月に県警に採用され、刑事部暴力団対策室長や組織犯罪対策課次長、捜査一課次長、大台署長などを歴任。平成27年3月に定年退職した。