「失敗を恐れず挑戦」 百五銀が2年ぶり入行式 三重

【2年ぶりに開かれた百五銀行の入行式=津市丸之内で】

【津】新年度が始まった1日、新社会人が新たな一歩を踏み出した。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから1年が経過し、三重県津市内の企業や自治体は感染症対策を講じて入庁・入社式を開いた。

百五銀行は同市丸之内の丸之内本部棟で2年ぶりの入行式を開いた。グループ会社6社を含む新入行員ら97人が間隔を空け、マスクを着用して臨んだ。

伊藤歳恭頭取は祝辞で「金融機関を取り巻く環境は大きく変化し、銀行員に求められる能力は年々高度化している。新人研修で主体的に取組み、業務の基礎を十分に習得してほしい」と激励した。

新入行員を代表して嶌田和希さん(22)が「新型コロナウイルスの影響で先を見通しづらい状況だが、仲間とともに切磋琢磨し、失敗を恐れず新しいことに挑戦し続ける覚悟である」と宣誓した。

同行は内定式や入行前の説明会をオンラインで開催していたため、新入行員らにとってこの日が初めての顔合わせとなった。式後、嶌田さんは「これから研修を通して仲良くなりたい」と話していた。

同じく新入行員の飛矢恭佳さん(22)は「初めての出勤ですごく緊張している」と話し、「同期と早く仲良くなって仕事を覚えられるよう協力したい。地域に信頼される行員になる」と意気込みを語った。

津市役所は密集を避けるため、昨年と同じ同市西丸之内の津リージョンプラザで辞令交付式を開き、新人職員76人が参加。市民税課の岡健司さん(26)が代表して前葉泰幸市長から辞令を受け取った。

一方、三重交通グループホールディングスはグループ全体での入社式を昨年に続き2年連続で中止。新入社員62人は会社ごとの入社式に出席した後、事前に収録された原恭社長のあいさつを視聴した。