「イベント準備していたが…」 島サミット 志摩、驚きや落胆の声 三重

【志摩】第9回太平洋・島サミットのテレビ会議方式での開催決定を受け、開催地の三重県志摩市周辺では驚きや落胆の声が上がった。

地元児童らとの交流イベントなどを計画していた志摩市観光協会の西尾新会長は「ちょっと残念。皆で盛り上げてぜひ喜んでもらおうと準備を進めていたが致し方ない。対応を考え、テレビでもいろいろなことを伝えられたら」と話した。

志摩市商工会の出口勝美会長は「非常に驚いている。まさに足を運んでもらう予定の方へのお土産を作っている最中で、市をPRできる絶好の機会と考えていただけに残念。今後どんな形で進めるか注視していかないといけない」と話した。

新年度からパラオ高校とオンラインを通じた交流授業を予定している、県立水産高校の水谷正樹校長は「大統領と会えないのは残念だが、来年1月には学校として国際航海を計画しているので交流は続けていきたい」と話した。

パラオ国際サンゴ礁センターと友好協力協定を結んでいる鳥羽水族館の奥出協社長は「ぜひ新大統領にお立ち寄りいただきたかったがかなわず残念。しかしオンラインでも開催されるということなので喜ばしいことと思う」とコメントした。

昨年8月に設立した市民会議を通じて開催を盛り上げてきた同会長の橋爪政吉市長は「オール志摩で歓迎を期待していただけに誠に残念。さまざまな事情を考慮しての決定と考える」としたうえで、「テレビ会議方式となったが、海女文化や真珠養殖をはじめSDGsの取り組みや観光資源を発信したい。第10回サミット開催の際には各国首脳の皆さまにお越しいただき、取り組みの成果を見ていただきたい。今後も交流を大切に次期開催地決定に向けて県と協力して再び誘致活動に取り組みたい」と話した。