新型ウイルス ワクチン接種券誤発送 医療従事者向け 三重

三重県は31日、新型コロナウイルスワクチンの医療従事者向け「優先接種」で、対象者の接種券を勤務先とは異なる医療機関に誤って発送したと発表した。「接種のスケジュールに影響はない」としている。

県によると、誤って送付したのは、津市の久居・一志地区と松阪市の計53医療機関に所属する約370人分の接種券付き予診票。予診票には接種対象者の氏名や住所、生年月日、性別を記載していた。

県は31日、複数の医療機関から「勤務していない職員の接種券が届いた」との問い合わせを受けて把握。封筒を開けずに保管するよう医療機関に伝えた。近く回収し、新しい接種券付き予診票を再発送する。

県職員による作業ミスが原因。津市内への発送分は接種券付き予診票の作成段階で医療機関と接種対象者の記入を誤ったほか、松阪市内への発送分は同じ名称の施設を誤って同一施設と扱っていた。

県の新型コロナウイルス感染症対策本部は、他の地域でも誤発送がないかを調べている。「県民や医療機関に心配と迷惑をかけた。今後は誤りのないよう、適切な事務処理に努める」としている。