睡眠導入薬100錠を紛失 三重大病院が被害届 ほかに4400錠も

【津】三重大医学部付属病院(三重県津市)は31日、睡眠導入薬100錠を紛失したと発表した。ほかに睡眠導入薬約4400錠を紛失した可能性もあるという。同日付で津署に被害届を提出した。同署が窃盗容疑で調べている。

同病院によると、紛失したのは睡眠導入薬「ゾルピデム酒石酸塩OD錠」100錠分が入った1箱。23日朝に薬剤師が錠剤棚の数量を確認したところ、前日の22日夕よりも1箱減っていたため発覚した。

また、同病院が取り扱う向精神薬44品目について過去3年間の数量を確認した結果、ゾルピデム酒石酸塩OD錠を含む3種類の睡眠導入薬計4400錠の行方が分からなくなっていた。昨年11月以降、薬剤の購入量が処方量を大幅に上回っていたという。

同病院は薬剤師約70人に聞き取り調査を実施し、原因を調べている。再発を防止するため、当直時間帯は錠剤棚を常時施錠し、毎月薬剤の発注量と在庫量を確認するほか、薬剤部内に防犯カメラを増設する。