「最高」と言われるまちに 橋爪志摩市長が講演 本紙政経懇話会 三重

【講演する橋爪志摩市長=津市の津センターパレスで】

【津】伊勢新聞社政経懇話会は30日、津市大門の津センターパレスであり、昨年の市長選で初当選した橋爪政吉志摩市長が「自慢したくなるまちづくり~子や孫への贈り物として~」と題して講演した。橋爪市長は「我々にはチェンジのきっかけを作る責任がある。子どもや孫ら未来に贈り物を届け、『うちの町最高』という声が聞こえる町づくりを目指す」と述べた。

橋爪市長は選挙戦で訴えた、価値観▽安心▽産業▽教育▽行政―の「5つのチェンジ」について説明し、それに基づく新年度予算や新事業などを紹介した。

このうち「行政のチェンジ」として、日本航空(JAL)との連携協定に基づく観光振興に向けた人材の受け入れ、電気料金の契約見直しに伴う約4600万円の経費削減等を例示し、「引き続き様々な見直しをして次の市民サービスにつなげたい」とした。

続いて新しい価値観の象徴として、市内の自然や観光地を写したシティプロモーション映像も紹介。コロナ禍でも好調だった教育旅行先としての需要を例に挙げ、「志摩市の様々なホスピタリティを味わってもらい、訪れる回数を増やして使ってもらう時間を増やしていきたい」と述べた。

併せて西日本におけるサーフィンの拠点としての魅力を強調し、国府の浜を中心に「世界一のサーフシティSHIMA」としての発信に意欲を示した。また、東京オリンピック事前キャンプの受け入れや、ゼロカーボンシティとしての取り組みなども紹介した。

最後に目指す町づくりのキーワードとして、選ばれるまち▽あるもの探し▽未来技術を活用した町づくり―を列挙。「コロナ禍で誰も知らない当たり前のことが大きな価値観を持つようになった。振り返ってあるものを探すと大きな武器が見つかる。行政から情報提供して市民の意識変革につなげたい」と話していた。