度会町に「企業の森」整備へ 町と県、横浜ゴムが契約締結 三重

【「横浜ゴム悠久の森(度会町)」森づくり宣言書調印式に出席した(左から)鈴木知事、大楽工場長、中村町長=三重県庁で(同町提供)】

【度会郡】三重県度会町はこのほど、県が推進する「企業の森」づくりに協力し、横浜ゴム三重工場(伊勢市)が同町鮠川・五ケ町の山林で「横浜ゴム悠久の森」づくり活動を進める契約を同社や県と締結した。企業の森の取り組みは今回で56件目。

県は平成17年に「三重の森林づくり条例」を制定し、森林の整備を社会全体で支えるため、県民やNPO、ボランティア、企業などによる森林づくり活動を推進。「企業の森」づくりも県の条例に基づいた緑化計画の一環として、県と企業、森林所有市町の三者協働で実施している。

同社は国内外の生産拠点に森を創生する「YOKOHAMA千年の杜プロジェクト」の一環として同22年から「企業の森」づくりに協力。大紀町で進めていた森づくりが令和2年3月末で終了したことから、新たに度会町の山林で植樹活動を行うことになった。

度会町によると、県庁で「横浜ゴム悠久の森(同町)」森づくり宣言書調印式があり、鈴木英敬知事や中村忠彦町長、大楽貢工場長が宣言書に署名したという。今後は同町鮠川の風力発電所「度会ウィンドファーム」の展望台周辺を中心とした約2・6ヘクタールで、植樹などの森づくり活動が行われる予定。契約期間は5年間。

中村町長は「度会町にとっても初めての企業の森となり、横浜ゴムは度会町在住の職員もいて親しみのある会社なので期待している」と話した。