新型ウイルス 県内、新たに17人感染 第4波回避の瀬戸際 三重

【記者会見で、感染防止対策の徹底を呼び掛ける鈴木知事=三重県庁で】

三重県は30日、10歳未満―50代までの男女計17人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日あたりの新規感染者が10人以上となるのは2日ぶり。県内の感染者は延べ2734人となった。

県によると、新たに判明した感染者は津市で7人、四日市市で4人、桑名市で3人、菰野町、鈴鹿市、亀山市で1人ずつ。このうち各市町の9人については、今のところ感染経路が分かっていない。

四日市市の20代男性会社員は、クラスター(感染者集団)が発生した同市の飲食店「ラウンジユアー」の客。市保健所に連絡して検査を受けたところ、陽性と判明した。同店の感染者は12人となった。

鈴木英敬知事は30日の記者会見で「飲食関連のクラスターや県外由来の感染が確認され、まさに第4波を回避できるかの重要局面にある」と述べ、大人数や長時間の会食は控えるよう改めて呼び掛けた。

現在の感染状況を「リバウンドしつつある。大きな波にしないための瀬戸際」と説明。県独自の宣言を再発出する可能性については「直ちに検討する段階にはないが、感染状況を見て検討する」と語った。