伊勢こども食堂「キラキラ星」 テークアウトで再開 コロナ影響、形式変更 三重

【ビーフカレーやタイカレーなどを受け取る来場者ら(左)=伊勢市朝熊町のユキテクノで】

【伊勢】三重県伊勢市朝熊町の機械設備工事会社「ユキテクノ」で27日、新型コロナウイルスの影響で活動を休止していた伊勢こども食堂「キラキラ星」がこれまでの活動と形を変え、テークアウト形式で開催された。

同市二見町光の街の住民を中心に有志らでつくるボランティア団体「健昌会」(前田昌和代表)が主催。ユキテクノ代表で同会顧問の濱條幸久さんと妻の幸子さんが提案した「孤食の子どもが多いので家族のように食卓を囲める温かい場所をつくり、地域の絆を深めたい」に会員らが賛同し、同社倉庫を改修して平成29年から活動を始めた。

同会メンバーにプロのシェフがいることから、安全でおいしくバランスがとれた食事を子どもらに提供。誰もが気軽に集えて交流ができる場所として地域に定着したが、コロナ禍で今までと同じような活動が難しくなったため、子どもとつながり続ける方法を模索した結果、テークアウトでの開催を決めた。

この日のメニューはビーフカレーとタイカレー。近隣の子どもや大人計119人が時間をずらして来場し、検温や手指消毒をしてから密にならないように担当者が誘導した。来場者らはカレーと一緒に地元の企業などから提供されたお菓子やジュース、たい焼き、メンバーが作ったバルーンアートを受け取り、「再開を楽しみにしていたのでうれしい」と喜んでいた。

前田代表は「コロナの影響で一年間活動ができなかったが形を変えて開催できたのでほっとしている」と話した。