三重で新型ウイルス16人感染 四日市の飲食店でクラスター

【クラスターが発生した飲食店の利用者に保健所などへの連絡を呼び掛ける鈴木知事=県庁で】

三重県は26日、10代―50代までの男女16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者は2日ぶりに10人以上となり、今月に入ってからは最多。県内の感染者は延べ2685人となった。

四日市市の接待を伴う飲食店「ラウンジユアー」でクラスター(感染者集団)が発生。鈴木英敬知事は緊急の記者会見で、この店舗の利用者に「症状の有無にかかわらず、保健所や受診・相談センターに連絡し、可能な限り人との接触を避けてほしい」と呼び掛けた。

県によると、新たに判明した感染者は四日市市で6人、鈴鹿市と松阪市で3人ずつ、桑名市で1人、亀山市と県外在住者で1人ずつ。四日市市、鈴鹿市、亀山市、松阪市、桑名市の6人は今のところ感染経路が分かっていない。

このうち、四日市市と鈴鹿市、桑名市の20代―30代の男女6人はラウンジユアーの従業員。この店の感染者は9人となり、県は47例目のクラスターに認定した。感染する可能性のある18―22日に約50人がこの店を利用したとみられる。

また、県は男女11人が変異株に感染したと発表。年代はいずれも非公表。うち1人はすでに感染が判明している30代との間接的な接触が確認されている。県内の変異株感染者は24人となった。

鈴木知事は会見で「変異株の感染者は退院基準がきつくなっているので医療機関に負荷を掛ける可能性が高く、危機感を強めている。早期に検査していく」と述べた。