三重知事「コロナの1年だった」 本年度最後の定例会見「現時点では任期全う」

【定例記者会見で、新年度の抱負を語る鈴木知事=県庁で】

鈴木英敬三重知事は26日、本年度最後の定例記者会見に臨んだ。「とにもかくにも新型コロナ対策の1年だった」と振り返り、新年度はデジタル社会の推進などに尽力すると強調。周辺で取り沙汰される知事の国政転出は「任期を全うすべく努力する」と否定しつつ「国が変わってくれたら良いのにな、と思う側面はなくもない」とも語った。

鈴木知事は新型コロナの対応について「県民に心苦しい思いをしていただきながらも、さまざまなお願いをしてきた。闘いが終わったわけではなく、新年度も万全の体制で臨みたい」と述べた。

その上で、令和3年度は「コロナ対策はもちろんのこと、経済や産業の再生にも取り組まなければならないと思っている」と説明。デジタル社会の推進や防災減災に向けた取り組みへの抱負も語った。

「個人的なこと」として急性虫垂炎で手術を受けたことも振り返った。「上手に手術をしてもらい、その後は痛みも苦しみもない。体も大切にしながら職務を全うしなければならないと思った」と語った。

国政転出への考えについては「現時点では任期を全うすべく努力する」と説明しつつ「知事としてコロナ対応の先頭に立つ中で、もっと国が変わってくれたら良いのにな、と思う側面はなくもない」とも語った。