生活保護申請で鈴鹿市に要望書提出 市民団体 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の市民団体、鈴鹿生活と健康を守る会(下井信夫会長)は25日、生活保護の申請について「扶養照会は事前に承諾した場合に限定してほしい」とする要望書を市に提出した。

元生活保護ケースワーカーの下井会長(70)=同市岸岡町=ら4人が、同市役所の健康福祉部保護課を訪問。仲道晃雄課長に要望書を手渡し、意見交換した。

要望書を受け取った仲道課長は「国からの通知に基づいて実施していく」と答えた。

意見交換では、12月に同会が市に提出した質問への回答があり、仲道課長は、四日市市や津市より鈴鹿市の生活保護率が低い原因について「保護率は他市と比較するものではない。人口や産業構造などでそれぞれ違う。必要な人が生活保護を受けていることが大切」、ケースワーカーの2人体制については「職員によって判断に偏りがないよう平準化を図ることや、同行により職員の精神的負担を軽減するために必要なこと」とそれぞれ答えた。

同会は平成30年に設立。現在は約20人が、生活保護相談についての相談や継続的な支援などの活動をしている。

下井会長は「第3者の目は必要。今後も継続的に市と意見交換をしていきたい」と話していた。