三重国体 緊急宣言 8月中旬発令なら中止検討

【開催可否の判断基準を決めた実行委員会=津市羽所町で】

三重県内で今秋に開催する予定の三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の実行委員会は25日の常任委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、両大会の開催可否を検討する基準や感染症対策をまとめた感染防止対策基本方針案など4議案を承認した。8月中旬以降に緊急事態宣言などが発令された場合は、中止を視野に検討する。

実行委の方針によると、中止を検討するのは会期前競技が始まる3週間前に当たる8月14日時点で、全国を対象に緊急事態宣が発令▽県が緊急事態宣言もしくは「まん延防止等重点措置」の対象▽県独自の緊急宣言が発令された場合―としている。

また、県以外の都道府県が緊急事態宣言の対象となった場合や県内医療機関で感染者の受け入れが困難な場合、中止も含めて総合的に判断する。参加都道府県の4分の1が選手の派遣中止など日本スポーツ協会が示す基準に該当した場合も開催の可否を協議する。

会長の鈴木英敬知事は、冒頭のあいさつで「きょうから福島県で聖火リレーが始まった。感染が収まっていない中、とにかく安全安心にということになるが、盛り上がった機運を東京五輪や三重とこわか国体・三重とこわか大会につなげていきたい」と述べた。

国体の会期は9月25日から10月5日まで。会期前の9月4―20日にも五競技を実施する。大会は10月23―25日。