伊勢・国史跡 「旧豊宮崎文庫」公開始まる オヤネザクラ見頃 三重

【見ごろとなったオヤネザクラ=伊勢市岡本の旧豊宮崎文庫で】

【伊勢】桜の時期に合わせ、三重県伊勢市岡本の国史跡「旧豊宮崎文庫」の一般公開が25日から始まった。敷地内にある市天然記念物「オヤネザクラ」はほぼ満開となり、4月4日まで公開される。

豊宮崎文庫は、1648年に創設された神職の修学道場。明治時代に焼失し、現在は門と塀だけが残る。敷地内にオヤネザクラ2本とソメイヨシノ30本ほどがあり、毎年見ごろに合わせ公開している。

オヤネザクラは山桜の一種で、咲き始めは花が白く、満開近くになると濃いピンク色に色づくのが特徴。外宮正殿の屋根に根付いた木を、移植したという説があり名前の由来になった。

市教育委員会文化振興課の担当者は「今週末は、白とピンクが入り混じったオヤネザクラが楽しめそう。ぜひ足を運んでほしい」と話していた。

27日の午前10時―正午は、市職員が豊宮崎文庫の解説をする。