交通量調査にAIカメラ 三重県が導入

三重県は25日、AI(人工知能)を搭載したカメラを主要道路の交通量調査に導入すると発表した。リアルタイムで交通量を把握することが可能となる。調査結果は定期的にホームページで公開する。

県によると、道路標識の柱などに設置したカメラで撮影した映像を元に、AIが車両を検出して交通量を計測する仕組み。トラックやバス、小型車といった車種も判別し、通過した時間も含めて記録する。

県内の各建設事務所ごとに計10基のAIカメラを設置する。うち4基は27日に計測を始め、残る6基は4月中に開始する予定。事業費は5700万円。全額を新型コロナ関連の臨時交付金で賄う。

AIカメラを導入した道路では、これまで測量設計会社に委託していた人手による交通量調査が不要となる。県は約600カ所の調査地点を設け、それぞれで5年に一度、交通量調査を実施している。

また、コロナ禍で外出を判断する際の参考にしてもらおうと、計測したデータを4月6日から県のホームページで公表する。観光地やインターチェンジ周辺の交通量を週に一度のペースで更新する。

県土整備部は「AIの導入により、業務の大幅な効率化が期待できる。交通量の傾向を予告するような取り組みにもつながる可能性もある。効果を検証し、追加での導入も検討したい」としている。