鈴鹿医療大 パワハラで上司と大学提訴 男性助教「退職強要」

【記者会見に臨む鈴鹿医療科学大学看護学部看護学科助教の男性(左)=津市中央の三重弁護士会館で】

鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市岸岡町)の看護学部看護学科助教の40代男性が25日、上司のパワーハラスメントとアカデミックハラスメントで精神的苦痛を受けたとして、上司3人と大学を相手取り、慰謝料550万円を求める訴訟を津地裁に起こした。

訴状などによると、平成30年10月10日から今年2月12日までの間、上司に当たる女性学部長、女性学科長、女性准教授の3人から暴言や心ない言動を受けたほか、「根本的に資質がないから向いていない。辞めろ」などと退職を強要されたという。

男性はハラスメントを受け、心身ともに疲労し、不眠などの症状を発症したという。

提訴後、津市中央の三重弁護士会館で、代理人の森一恵弁護士とともに記者会見した男性は「ハラスメント行為を認め、謝罪をしてもらいたい。第三者を交えた調査を行い、再発防止の仕組みを考えてもらいたい」と述べた。

大学は取材に「学内においてハラスメント防止委員会を開催し、調査委員会を立ち上げてパワハラはなかったと結論づけている」とした。