三重県教委 生徒にわいせつ、教諭免職 当て逃げ主幹は停職

【教諭の懲戒免職処分を発表する木平教育長=三重県庁で】

女子生徒にわいせつな行為をしたとして、三重県教委は24日、県立高校の60代男性教諭を懲戒免職処分にした。また、当て逃げ事故を起こしたとして、埋蔵文化財センターの男性主幹(50)を停職1月の懲戒処分とした。

県教委によると、県立高校の男性教諭は本年度、放課後に授業の質問をしに来た女子生徒に対し、3回にわたって足や胸を触り、耳をかむなどのわいせつ行為をした。女子生徒が保護者に相談して発覚した。

男性教諭は県教委の聞き取りに「自分を慕ってくれる生徒がかわいく思えて、欲求を抑えられなかった」「私の浅はかな行為で生徒を傷付けて申し訳ない」と話しているという。県教委が警察に相談している。

埋蔵文化財センターの男性主幹は昨年9月、いなべ市内のアパートの駐車場から自家用車で外出する際、停車中の妻の車や別の住民の車に衝突。そのまま走行を続け、約200メートル離れた田んぼに侵入した。

男性主幹は腰を打ち、車外に出て路上で倒れていたところ、通行人の一一九番で病院に搬送された。「気が動転してパニックになってしまった」と話し、妻の車にぶつかった後の記憶がないという。

県教委は11日に4人を懲戒処分にしたばかりで、本年度に処分したのは計8人となった。木平芳定教育長は24日の定例記者会見で「公教育への信頼をさらに損ね、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

木平教育長は不祥事を根絶できていない現状に「これまでの県教委の取り組みが一過性に終わっていないか、各学校で継続的に生かせているかというところに大きな課題があると認識した」と述べた。

再発防止に向け「年度当初の職員会議で全ての教職員に改めて服務規律の確保と児童生徒との適切な関わり方を徹底する」と説明。「今回の事案の反省を踏まえて二度と起こらないよう取り組む」と述べた。