鳥羽 「相席キッチン」が食材寄贈 学習支援の子どもらに 三重

【赤尾会長(左)に食材袋を手渡す杉浦代表=鳥羽市保健福祉センターひだまりで(相席キッチン提供)】

【鳥羽】三重県鳥羽市の地域食堂「相席キッチン」は23日、同市社会福祉協議会が行う学習支援事業「YELL(エール)」の子どもら20人に、インスタント食品などを詰め合わせた食材袋20個を寄贈した。

相席キッチンは多世代が交流できる居場所づくりを目的に、同市でデイサービス施設などを運営する「いやしの心」と松阪市の食品製造会社「やまぶん」が連携して立ち上げた。介護施設内が主な会場となるため、コロナ禍の現在は開催が困難になっているという。

今回は新しい形で何かできないかと考え、県の補助金を活用して、ひとり親世帯や生活困窮者世帯などの小中学生を対象としたYELLへの食材配布を企画。レトルトご飯・カレー、缶詰、お菓子など9点(2千円相当)を詰め合わせた。

相席キッチンの杉浦徹代表(33)が同市保健福祉センターひだまりを訪れ、社協の赤尾勉会長に食材袋を手渡した。食材袋は同日、社協を通じて子どもらに届けられた。

赤尾会長は「子どもたちも喜ぶと思うし、大変ありがたい」と感謝した。杉浦代表は「コロナが終わった時、子どもたちに相席キッチンへ来てもらう種まきになれば。今後も本来の目的である相席キッチンを開いて交流の場をつくりたい」と話した。