松阪市 観光振興ビジョン策定 入込客、消費額1割増に 三重

【松阪】三重県の松阪市はこのほど、アフターコロナを見据えた市観光振興ビジョンを策定した。目指すべき将来像として「旅先に選ばれ続ける観光地『松阪』」を掲げた。

今年度の市総合計画見直しに伴い作成した。令和6年度までの4年計画。これまでに平成26、30年に策定している。

基本戦略に①旅ナカ環境の整備・充実②旅マエと旅アトのマーケティング③関係人口の増加と市民の観光意識向上―を挙げ、11の具体策を記載している。

令和元年と比べた同5年の数値目標を設定し、観光施設入込客数と観光消費額は1割増を目指す。対象の観光施設は入場者数を正確に把握できる豪商のまち松阪観光交流センターなど10施設。

ウェブサイト閲覧数は令和元年度の24万7551件を同5年度の50万件へ、ふるさと応援寄付金額は同期間に11億7100万円を20億円へそれぞれ引き上げる。

市民意識調査の「あなたは、松阪市を観光地だと思いますか」の肯定回答は平成30年度は27・6%だった。令和5年度は32・6%を目指す。

竹上真人市長は「旅行は団体から個人、小規模な集まりへ変わり、ウェブサイトから情報を得ている」「市民の松阪市は観光地という意識は増えてきている。3割オーバーまで持っていきたい」と話している。