県議会定数削減案 伊賀市長「極めて遺憾」 市民へ説明を 三重

【伊賀】三重県の岡本栄伊賀市長は23日、県議会の議員定数を3減の48とする正副議長案の中で、伊賀市選挙区の定数を3から1減の2とする案が示されたことに「極めて遺憾」との見解を示し、市民への説明を求める意見書を県議会の日沖正信議長宛に提出した。

意見書では「1票の格差是正や定数の削減の必要性は理解するところ」とする一方で「市に対して丁寧な意見聴取や説明のないまま唐突に伊賀市選挙区の定数を削減することが示されたことは極めて遺憾。市民の参政権を軽視している」と指摘した。

市によると、秘書課職員が同日に県議会事務局を訪れて意見書を提出。日沖議長は取材に「意見書は受け取らせていただいた。これからパブリックコメントを実施し、全員協議会を開くので県議などを通じて積極的に地元の意見を賜りたい」とコメントした。

県議会の正副議長は22日の代表者会議で、定数を3減の48とする案を提示。正副議長案によると、総定数を48とした場合の人口割実定数で伊賀市選挙区は2となるため、1減する。