脱炭素化向け共同研究 鈴鹿高専と万古焼「華月」 三重

【共同研究推進センターに設置する銘板を掲げる藤井社長(左)と竹茂校長=鈴鹿市白子町の鈴鹿高専共同研究推進センターで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市白子町の鈴鹿高専(竹茂求校長)と万古焼きの土鍋メーカー華月(藤井啓雄社長)=四日市市羽津山町=はこのほど、同校敷地内の共同推進研究センターで、脱炭素化に向けて環境に配慮した機械設備開発などの共同研究を始めた。研究期間は令和5年1月11日まで。

同社は万古焼きの老舗窯元として、土鍋を中心とした耐熱陶器を製造する。

より完成度の高い製品づくりを目指し、共同研究は1月から始まっている。

今後は同校の研究機器を使用し、教員や学生とともに、自動で土鍋に釉薬を施す技術や成型技術の開発などに取り組む。

22日、同校で開設式があり、竹茂校長は「新たな学問として作り出していくという気持ちで取り組んでいく」、藤井社長は「今までの経験で得た知識だけではなく、外部の知見を活用したい」とそれぞれあいさつ。同センター玄関に研究室の名称「華月 調理器材料開発・省力機械開発研究室」と表記した銘板を掲げた。

同センターは2月に改修工事を終え、間取りを使いやすくするなど、利便性を高めた。

現在、ほかに4企業が独立したそれぞれの研究室を開設し、同校との共同研究に取り組んでいる。