三重県議会 議員定数、3減の48に 次期県議選、正副議長案示す

【正副議長案について説明を受ける代表者会議=三重県議会議事堂で】

三重県議会の正副議長は22日の代表者会議で、次期県議選に向けて、議員定数を3減の48とする案を示した。2週間のパブリックコメント(意見公募)を経て、全員協議会で是非を検討する。

正副議長案では、鳥羽市(定数1)と伊勢市(同4)の両選挙区を合区して4に、尾鷲市・北牟婁郡(同2)と熊野市・南牟婁郡(同2)の両選挙区を合区して3とする。伊賀市選挙区は1減の2とする。令和5年4月から適用すると定める。

この場合、「1票の格差」の最大は度会郡選挙区と亀山市選挙区の2・41倍となる。有識者による調査会の報告書は1票の格差を2倍未満とし、特別の事情がある場合も最大でも3倍未満とするよう求めていた。

一方、有権者の多い選挙区が有権者の少ない選挙区より定数が少ない「逆転現象」は、引き続き亀山市選挙区(定数1)と2人区の3選挙区との間で生じる。加えて、いずれも2人区の伊賀市、名張市、いなべ市・員弁郡、三重郡の4選挙区と、合区されて3人区となる尾鷲市・北牟婁郡・熊野市・南牟婁郡選挙区との間でも新たな逆転現象が生まれる。

代表者会議では、意見公募の実施期間ついて、新政みえと自民党県議団は「2週間程度で良い」としたのに対し、草莽は「30日以上にすべき」と主張。判断を一任された日沖正信議長が2週間実施することを提案し、理解を得た。

県議会の定数を巡っては、平成26年5月の本会議で6減の45とすることを決めていたが、30年3月の本会議で定数を51に戻す条例案を可決。31年の改選後に設置された調査会が昨年9月に報告書を取りまとめた。