鈴鹿 舞奉納で芸道上達祈願 椿大神社で「扇感謝祭」 三重

【「楠公の歌」を演じる西川師範(中央左)ら=鈴鹿市の椿大神社境内別宮椿岸神社で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の椿大神社(山本行恭宮司)は21日、境内別宮椿岸神社で「扇感謝祭(芸能まつり)」を開き、芸道上達祈願祭と古扇たき上げ式で芸能芸事に携わる参列者らの一層の上達と新型コロナの終息を祈念した。関係者ら約百人が参加した。

獅子神御祈祷神事の後、山本宮司が祝詞を奏上、みこによる「浦安の舞」が奉納された。神鷹流の藤澤祥扇師による舞踊「月夜三叉口に舟を泛ぶ」、佐野扇酔師による舞踊「宝船」、西川流の西川長秀師範らの「楠公の歌(桜井の決別)」など5演目が奉納された。雨の中、全国から集まった古扇約800本と筆、茶せんなどのたき上げ式も斎行された。

舞踊を奉納した名古屋市名東区の西川師範(58)は、「芸道の神への奉納を続けて27回目。芸道上達とコロナ終息を願って舞いました」と話していた。