三重県内初のアナフィラキシー 新型ウイルス、ワクチン接種で医療従事者

三重県は19日、県内で新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医療従事者がアナフィラキシーを発症したと発表した。ワクチン接種が原因とみられるアナフィラキシーの発症は県内で初めて。

県によると、アナフィラキシーを発症したのは20代の女性。16日の接種後に呼吸困難や腹痛などの症状があった。17日に県内の医療機関に入院して投薬を受け、18日に退院。既に回復したという。

女性には慢性扁桃(へんとう)炎の基礎疾患があった。接種した医療機関は「基礎疾患が症状の悪化に関係した可能性がある」との見解を、関係機関を通じて国に報告したという。厚労省が接種との因果関係を調べる。

鈴木英敬知事は19日のぶら下がり会見で「どのワクチンにもアナフィラキシーを起こす可能性がある。県民に安心して接種してもらえるよう、正しく対処すれば症状が改善すると周知したい」と述べた。