松阪市議会 大学誘致で調査 高校生半数が興味関心 三重

【松阪】三重県の松阪市議会総務企画委員会は17日、協議会を開き、当局から同市大学等誘致基礎調査の結果について報告を受けた。調査対象の県中南部の高校生のうち半数が、同市に設置される大学に「興味・関心がある」「やや興味・関心がある」と答えた。

同市への大学誘致に向け、同市に設置される大学に対する意識や要望を県内外の高校生にアンケートした。調査対象は県中南部の31校2年生1950人と、県外の東海・関西2府7県の高校1―3年生300人。県内は調査票、県外はウェブ調査。

県内高校生の進学希望先は東海50%、県内41%、関西40%、関東19%の順。就職希望先は県内50%。

県内の高校生のうち同市に設置される大学に「興味・関心がある」は18%で、「やや興味・関心がある」を含めると50%。理由は「自宅から通学できそうだから」が58%、「経済的な負担が少なそうだから」が48%、「県内・地元にある学校に進学したいから」が34%の順。

進学したい大学は三重大学が24%で最も高く、次いで松阪市に設置される大学が10%。「進学するか検討したい」を含めると三重大56・8%、松阪市の大学55・4%。

県内高校出身者の大学進学者数は過去5年平均で約8千人。うち約8割が県外の大学へ流出している。鈴木英敬知事は県立大学設置の是非の検討を打ち出している。

同市には同市が誘致して昭和57年に開校した三重中京大学(当初は松阪大学)があったが、定員割れが続き平成25年に閉校した。竹上真人市長は同27年の市長選で大学誘致を公約に掲げ初当選した。