桑名 バヌアツ料理の作り方披露 市民イベントで糸見さんが紹介 三重

【すりおろして味付けしたイモをバナナの葉に包む糸見さん(右)ら=桑名市吉之丸の柿安コミュニティパークで】

【桑名】地域の公園を会場に、市民が自ら考えた企画を催す市民主体のイベント「みんなで公園」が今月、三重県桑名市吉之丸の柿安コミュニティパークであった。11の企画が催され、同市長島町在住の糸見涼介さん(24)は南太平洋の島国バヌアツの伝統料理「ラップラップ」の作り方を紹介した。

青年海外協力隊員として2年前の春に赴任したバヌアツで親しまれている料理。すりおろしたタロイモなどのイモ類をココナツミルクで味つけし、バナナの葉に包んで蒸し焼きにして提供した。試食した女性は「食べやすくておいしい」と笑顔で話した。

現地で陸上競技の指導者として活動していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で任期途中の昨年3月に帰国した。「バヌアツの魅力を伝えたいと企画した。国や文化を知ってもらうきっかけにもなれば」と話していた。

イベントは、公園の活用方法を考え、地域ににぎわいの場をつくるのが目的。桑名市から委託を受けた同市の会社「On―Co(おんこ)」が初めて開いた。同社の関係者は、イベントを一過性に終わらせずに「今後も継続して続けていきたい」としている。