県職員 時間外勤務が大幅増 医療保健部に偏り コロナ対応で 三重

【中央労使協働委員会で、時間外勤務の状況を確認する県と労組の幹部ら=三重県庁で】

三重県職員労働組合は17日の中央労使協働委員会で、新型コロナウイルス感染症の対応に当たる医療保健部に時間外勤務が偏っていると指摘し、全庁的な支援によって平準化させるよう県幹部らに求めた。

県の調査によると、本年度の1人当たり時間外勤務は前年度比15時間増の211時間となる見込み。時間外勤務が500時間を超える「超長時間勤務者」は216人で、前年度より58人増えた。

部局別で時間外勤務が最も多いのは、保健所の職員を含む医療保健部で371時間。超長時間勤務の職員が最も多いのも医療保健部で、前年度より66人多い93人が該当する見込み。

鳥羽幸也中央執行委員長は「保健所や医療関係の部署は高い使命感を持って奮闘している。時間外が増えるのは当然だが、平準化に向けた議論が必要。現実味と実効性のある対策を進めてほしい」と訴えた。

鈴木英敬知事は「労使協働で働きやすい職場づくりに向けた取り組みを進めたい」とあいさつ。紀平勉総務部長は「業務を見直して時間外勤務を削減した部署のノウハウを全庁で生かしたい」と説明した。