鈴鹿市 児童館設置求める 市民団体、市長に署名提出 三重

【末松市長(右)に要望書と署名を手渡す山浦代表(中央)ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市算所三丁目の市民団体「子どもの居場所づくりを考える会鈴鹿」(山浦久美子代表)は16日、同市役所を訪問し、末松則子市長に児童館の設置を求める要望書と1万4634人分の署名を提出した。

要望書では、空きスペースの利用などで各中学校区に1つの児童館を設置することや、日祝日の開館、中高生向けプログラムの実施など6項目を求めている。

同会は昨年1月に設立。子育て中の母親を中心とした7人が、市内の児童館設置に向けた活動に取り組む。署名活動は昨年9月から始め、市内1万1679人、市外2955人が趣旨に賛同し、署名した。

来庁した山浦代表(49)は会員ら3人とともに、末松市長に要望書と署名を手渡し、「市には学童を利用できない小学校高学年や中高生が無料で遊べる場所がない。子どもたちが安心して集い、遊ぶことができる居場所を作ってほしい」と訴えた。

要望書などを受け取った末松市長は「公民館など既存施設の運用を見直すとともに、市の情報がうまく伝わっていない部分もあると感じた。情報発信も含めて検討したい」と答えた。

市内には現在、玉垣地区と一ノ宮地区の2カ所に児童厚生員を配置した児童館がある。