新型ウイルス 変異株、県内で初確認 男性1人から 三重

三重県は15日、新型コロナウイルスの変異株が県内で初めて確認されたと発表した。既に判明している感染者の検体を調べたところ、男性1人から検出。県は国立感染症研究所に型の解析を依頼する。

県によると、保健環境研究所(四日市市)で15日に実施したスクリーニング検査で変異株と判明。この日は8―14日に陽性と判明した22の検体を検査していた。男性は今月中旬に発症し、熱がある。

男性に海外渡航歴はないといい、県は接触者調査を進めている。県は男性の年代や市町別の居住地、行動歴について「個人の特定につながるほか、県民に過剰な不安を与える」として明らかにしていない。

県は国の要請に基づき、県内で陽性と判明した検体が変異株かどうかを調べるスクリーニング検査を先月2日から保健環境研究所で実施している。今回の男性を含め、これまでに271人の検体を調べた。

医療保健部の三木恵弘次長は記者会見で「県内では感染者が減少し、変異株の発生もなかったが、改めて危機感を持たなければならない。県民には引き続き感染防止対策を徹底してもらいたい」と述べた。