傷害致死の男に懲役5年判決 津地裁裁判員裁判、路上で知人男性を暴行 三重

知人男性を路上に押し倒すなどの暴行を加え、死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた三重県四日市市生桑町、無職前田国光被告(48)の裁判員裁判で、津地裁の柴田誠裁判長は12日、懲役5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

柴田裁判長は判決理由で、飲酒で失敗を繰り返し何度も服役しているが、酒癖の悪さなどの改善に取り組むことを怠った結果、今回の事件に至ったと指摘。「酒を断つためには本人の強い覚悟が不可欠であるが、断酒に必要な強い覚悟も感じられない」と述べた。

判決によると、平成31年1月15日、四日市市諏訪栄町付近の路上で、堀孝之さん=当時(53)=の胸部付近を頭突きしてあおむけに転倒させ、後頭部を路上に打ち付けさせるなどの暴行を加えて脳挫傷などの傷害を負わせ、同30日に外傷性脳障害で死亡させた。