津 卒業式舞台にアマビエの絵 桃園小6年生が共同制作 三重

【協力して卒業制作に取り組む児童=津市新家町の市立桃園小で】

【津】「わかったよ/みんなで過ごす大切さ」―三重県津市新家町の市立桃園小の6年生61人が、18日の卒業式を前に縦3メートル、横3・8メートルの大型の卒業制作に取り組んでいる。コロナ禍の臨時休校など例年とは違ったこの1年ならではの作品を、心を一つにして描いている。

同小では毎年、卒業式の舞台正面に掲げる絵を6年生の卒業制作として描いている。これまでは桜の木を描くことが多かったが、今年は実行委員で話し合い昨秋の運動会で作った応援旗に描いた疫病退散の象徴とされる妖怪「アマビエ」を再び題材に選んだ。菊山玲菜委員(12)は「今年はコロナがあっていつもと違うから新しいことをしようと思った」と話す。

同小の上空をアマビエが飛ぶ構図に「わかったよ/みんなで過ごす大切さ/コロナを乗り越えよう/桃園っ子みんな一緒に!」と、休校で改めて感じた思いを入れた。大高凪紗委員(12)は「空を飛んで学校を守っているような絵にして、コロナに負けないようなフレーズを考えた」と話す。

2月初旬から総合学習や休み時間を使って制作。カラフルなグラデーションを入れたりスポンジを使って青空を塗ったり工夫を凝らしており、津川絢音委員(12)は「大変だったけどうまくできた」と話す。

鵜飼陽太委員(12)は「休校があって協力できることが少なかったけど最後にみんなで作れて小学校生活のいい思い出になった」と感想を述べた。