サッカーJFL 県内J入り狙う 県勢チーム紹介 三重

【ロアッソ熊本から鈴鹿PGに加入した四日市中央工高出身のMF田村】

サッカーのアマチュア国内最高峰リーグ、日本フットボールリーグ(JFL)は14日開幕し、全国17チームが12月まで2回戦総当たりで対戦する。ともに三重県内初のJリーグ入りを目指している、桑名市に事務局を置く「ヴィアティン三重」、鈴鹿市拠点の「鈴鹿ポイントゲッターズ」も出場し、ヴィアティンは福島県でいわきFCとアウエー戦、鈴鹿はスポーツの杜鈴鹿でホンダロックSC(宮崎)とホーム戦を行う。

新型コロナウイルスの影響で、JリーグはJリーグ3部(J3)への入会要件を2年連続で緩和。「ホーム戦の平均観客動員数2千人超」の入場者数条件を撤廃し、今季JFLで4位以内かつ「百年構想クラブ」のうち上位2クラブに入ることや、J3クラブライセンス取得などの残る条件を満たせば県内初のJクラブが誕生する。熱戦に臨む県勢2チームを紹介する。

■ヴィアティン三重
JFL5年目の今季の目標は「JFL優勝」でJ3参入。昨年、県内クラブで初めてJ3ライセンスを取得。現在、県内でJ入りに最も近い位置にある。

オフシーズンは得点力向上をテーマに補強を行った。新加入選手は昨シーズンJFL得点王で松江シティFC(島根)から加入したFW酒井達磨ら11人。山本好彦GMは「全員攻撃、全員守備に変化をつけ、どこのポジションからも得点出来ることを追求したい」と話す。

最終順位4位以内でJリーグ参入が見えた昨季は16チーム中6位で終えた。レノファ山口時代にチームをJリーグに導いた上野展裕監督は「チームスローガン『突破』通りプレッシャーを打ち破るチーム、選手になって欲しい」と奮起を促す。

■鈴鹿ポイントゲッターズ
JFL2年目の昨季は5位。JFL初年度から指揮を執るスペイン出身スペイン出身のミラグロス・マルティネス監督の攻撃的なサッカーの浸透に、守備の安定でこれまでで一番良い順位だった。

新加入選手は10人。J3のロアッソ熊本から加入したMF田村翔太=四日市中央工高出身=、鹿児島ユナイテッドFCから加入のFW川森有真=四日市市出身=ら中盤から前線の選手が多く、より多彩な攻撃が期待できる。

ヴィアティン三重に続き今年2月、Jリーグ準加盟となる「Jリーグ百年構想クラブ」に認定。スタジアム整備の関係でJ3ライセンス申請は来年以降にずれ込む公算だが選手らの士気は高い。4位以内を目標に掲げる主将のDF川里光太郎は「まだまだもっとできるチーム。内容だけでなく結果もこだわる」と意気込む。